Blue lagoon

Phoebe's music life
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遅れてきた二都物語 その1 大阪編

もう先月になってしまいました。11月、大阪、京都で二都物語してきました。備忘録も兼ねて。

 

大阪では、グランフロント大阪で文房具専門店や本屋をのぞき、息子夫婦と久しぶりにランチ&お茶。イタリア発のボールペン専門店(万年筆などもあり)のCAMPO MARZIOというお店を見つけ、デザインの豊富さにワクワク。どうも鳥取で暮らしているとハレの場というのがほとんどないもので、その日もトレーナーにウォーキング用のスニーカーで出かけてしまって、かなりな場違い感はありつつも都会を楽しんできました(;^_^A

 

その夜は娘とザ・シンフォニーホールでの広島交響楽団のコンサートに。フィンランドの指揮者ハンヌ・リントゥ指揮で、ストラヴィンスキーの「葬送の歌」、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲1番」バルトーク「管弦楽のための協奏曲」というプログラム。

 

最初のストラヴィンスキーは聴いたことない曲で、タイトル通り暗めの曲で、早朝からバスに揺られ、歩き回った身にはいささかきつく、頭に入ってこなかったなあ、すみません。続いてのチャイコフスキーはカティア・ブニアティシヴィリがソリスト。ものすごいスピードでがんがん弾きまくってすごかった。ゴージャスなチャイコフスキー。ピアノの上を疾走するのはほんとに10本しかない人間の指なのかしら。千手観音のごとく見えました(翌日、本物の千手観音も見ることになるのですが)。

アンコールの一曲目はうってかわって静かな「月の光」、美しい響きは時に官能的でパリッシュの絵が脳裏に浮かんできたりして。(娘に言わせると)「なかなか濃い」月の光、でした。

メインはバルトーク。木管が大活躍!!金管がきれいに響いてるなあ感じる瞬間もあり。オケが生き生きとしていました。終演後、広響のフルート奏者である娘の恩師にお目にかかれたし♪ファゴット奏者の方からも少しお話を伺うことができ、よい夜となりました。さあ、明日は国宝展♪ 

コンサート | 11:34 | comments(0) | trackbacks(0) | phoebe

ヤンネ・メルタネン ピアノリサイタル

昨年秋から楽しみにしていたヤンネ・メルタネンのピアノリサイタル。
昨日、いってきました。
いささか苦手意識のあったショパンの音楽へのイメージをすっかりかえてくれたメルタネン、最近出たグリーグとシューマンのピアノ協奏曲のCDもすばらしかった。

会場のふくふくホールは、福岡の福祉プラザの一階。250名ほどの小さなホール。
ちょうど北九州にお引っ越しされたばかりの南さんととても久しぶりにお目にかかることができ北欧音楽情報などお伺いしながら、開演を待った。

曲目は変更になっており、次のとおり。

前半
ショパン:即興曲 第2番 嬰ヘ短調 作品36
     即興曲 第3番 変ト長調 作品51
シベリウス:6つの即興曲 作品5
     第1番 ト短調 第2番 ト短調 
     第4番 ホ短調 第5番 ロ短調 第6番 ホ長調
後半
ショパン:ノクターン 第1番 変ロ短調 作品9-1
     ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
     ノクターン 第3番 ロ長調 作品9-3
     ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26-1
     ノクターン 第16番 変ホ長調 作品55-2
     舟歌  嬰ヘ長調 作品60 

ピアノという楽器の素晴らしさを堪能したほんとに素晴らしい時間だった。
ピアノの豊かで美しい響きをこれほど堪能したのは久しぶりというか、初めてに近いかもしれない。私は専門家ではないので正しいかどうかわからないけど、演奏を見ていてなんて無駄なく無理なく美しい力の伝わり方だろうと思った。体から伝わるそれがそのまま美しく透明感のある音となってピアノから出てくる。

低音から中音域での弱音での和音のやさしさは、新しく積もったばかりの粉雪をそっと踏むようなイメージ。高音域のきらめきは、北欧の空気を思わせる清澄な美しさ。シベリウスの演奏では、フィンランドの空気を感じ、湖の上をわたる風や湖面のきらめきまでみえるような気がした。

ダイナミックなところも荒っぽさなど微塵もない。優美な男気とでもいえばいいのかしら。プログラム最後の「舟歌」(大好きな曲)ではこみ上げてくるものがあった。
そして、哲学者のような風貌どおり、なんていうか音楽への純粋な献身をひしひし感じた。そこには妥協もないのだろうなあ。どこかプログラムにも物語を感じた。

コンサート自体もとても久しぶりだったのだけど、音楽を聴く幸せをこんなに味わえるコンサートにはなかなか出会えない。九州まで足をのばしてくれてほんとありがとうございます。企画してくださった方にも感謝しかないなあ。

演奏後、持っていったCDのブックレットにサインをいただき、握手をしてもらった♪
目がものすごく美しい方でした。
コンサート | 21:17 | comments(6) | trackbacks(1) | phoebe

来年の手帳と、ヤンネ・メルタネン・ピアノリサイタル

この時分になると、毎年、次の年の手帳探しや家計簿探しがはじまる。ちょっと楽しみでちょっと面倒。パソコンがありながら、いまだに手で書かないと安心できない古い人間なのであります〜(笑。

店頭に手帳は山ほど並んでいるけれど、大きさとか質感とか仕様とかデザインとか、すべてが満足というのは、ほんとーに少ない。今年使ったミドリのプロフェッショナルダイアリーの限定デザインのものが、大きさ、表紙デザイン、中の仕様ともにすっごく良かったので、今年も同じものを探していたら、マンスリー&ウィークリーの仕様があるというので、来年はこちらを試してみることに決定。

ところが、一番欲しいブルーに錨の模様のは、すでに在庫が無く、仕方なくエッフェル塔柄をネットで買ったら、焦げ茶を頼んだつもりだったのだがゴールドが到着。こ、これは金運アップの予感か……!?

で、今日届いた手帳を開いていたら、来年2月25日、ヤンネ・メルタネンのピアノリサイタルが福岡のふくふくホールで開かれることになったという報せが。やったー!と、さっそく記入したのでありました。

東京ニューシティ管弦楽団と、グリーグを演奏することになっているメルタネン、近くでピアノリサイタルがあったらなあ、と期待していたので、たいそう嬉しい。
コンサート | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0) | phoebe

「鍵盤男子」バレンタインピアノコンサート in アルカスSASEBO

実に久しぶりのコンサートでした。

「鍵盤男子」バレンタインピアノコンサート
(大井健(おおいたけし) 中村匡宏(なかむらくにひろ) によるピアノユニット)
 アルカスSASEBO 中ホール

ピアノデュオ大好きなので、とても楽しみにしていました。
アルカスSASEBOの中ホール。響きのよい大好きなホールに、ベーゼンドルファーがどーーんと置いてあるのを見た時点で、ああ、これはいい演奏会になりそう!とわくわく。

お二人がイケメンであるからか(大井さんは、よく少女漫画で薔薇をしょって出てくる人物がいますが、あの薔薇の存在が現実にあり得るのだと納得させてくれるような透明感のある方で、中村さんは才能あふれるチョイ悪系?。KinKi Kidsで言えば大井さんが、光一くん、剛ちゃんが中村さんってかんじでしょうか)たぶん観客の9割5分くらい女性!500名ほど入る中ホールは満席でした。すごい。舞台装飾もきれいでした。

あとびっくりしたのが、スクリーンが用意されていて、そこにカメラ映像で、ピアノ演奏しているお二人の手元が映るようになっていたのですね。これは嬉しかった。手元がまったく見えない席だったのですが、複雑に交差する4本の腕や指の動きを視覚でみながら音を楽しむことができたので、ストレスフリー!最初はびっくりしたけれども、なんていい着目点だろうと。クラシックは音を聴くことが重要という考えからか、視覚についてはあまり語られないけれど、やはり視覚も大切な要素だということをあらためて認識しました。こういう聴衆へのサービスという点では、クラシックはすこし立ち後れているのかもしれないですねえ。

あ、で、肝心の演奏です。前半はオペラから2曲、その後ベートーベンの交響曲5番、そして「春の祭典」。(それぞれアレンジもすべてお二人によるもの。中村さんは作曲家でもあるので、演奏会の中では即興もあり)。オーケストラ曲をピアノで聴くのはほんと新鮮ですねえ。建物の設計図を見るような見通しの良さ。そしてとにかく繊細な部分からダイナミックな部分までほんとに多彩なピアノの魅力を堪能。ダイナミックなところも音に濁りがなく、響きすぎるくらいのホールですが、ほんとにきれいに聴こえました。お二人の実になめらかなMCも楽しく、勉強にもなりました。休憩中には、しっかり調律師の方が調律。

後半は、即興からはじまり、マーラーのアダージェット。この曲はやっぱり弦のあの響きがないと物足りないなあ、なんて不遜なこと思っていたらゲホゲホ咳きこんで。ありがたいことに隣の方がのど飴をわけてくださって、命拾いしました。

そして映画音楽「ニューシネマパラダイス」「戦場のメリークリスマス」のメドレー。ニューシネマパラダイスは、いけませんねえ、映画を思い出して、あのメロディ聴くと自動的に涙腺がゆるみます。

そしてサン=サーンスの「死の舞踏」。これ、わたしすんごく良く聴いてる曲だったのですが、どこで何をどう間違えたのか、プーランクの曲だと思い込んでました(笑。好きな曲だったので、生で聴けて嬉しかったなあ。そしてラストのホルスト「木星」で華やかに終了。で、もちろんアンコールが2曲。最後のほうはいやー、指がどう動いてるんだか、もう早すぎて見えませんw。会場は盛り上がってスタンディングオベーション。

ピアノという楽器は、ほんとにすごい楽器ですね。あらためてその魅力に惚れ直しました。というわけで今夜もモーツァルトの2台のピアノのためのソナタを聴きながら書いています。交響曲のピアノ版も、もっともっといろいろ聴いてみたいなあ。

演奏会後は(どうやらおきまりらしいのですが)演奏者自らお見送り。一人ずつ握手。バレンタインコンサートとあって、チョコレートの数はすごかったのでは。演奏会のあとでお疲れでしょうに、ていねいに応対されてました。そしてなんとおみやげに佐世保玉屋(佐世保唯一のデパート!)の、キャンディー!までいただき……て。チョコも持っていってないのに、すみませんです。生まれて初めてですね、クラシックのコンサートでおみやげもらったのは。あ、いや、違った、ホクレン主催の札幌交響楽団の東京でのコンサートで、きび砂糖もらったことがあったぞw。せっせと後ろでがんばっていらしたのは、敏腕マネージャーさんでしょうか。

余談ながら、ちょうどその日は、今通っている着付け教室の日で先生に「コンサート行くので欠席します」っていったら、なんと先生のお嬢さんが、中村さんの後輩とのこと。世の中狭いです。で、先生と約束してたので、がんばって汗かきながら着物きていきました。が、しかし、衣紋抜きを固定したひもをきつく結びすぎて、聴いてる間、みぞおちの上あたりが苦しかった〜〜(笑。何事も経験、経験〜〜。
コンサート | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) | phoebe