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    パリ管弦楽団 鳥取公演

    • 2018.12.14 Friday
    • 22:08

     

    鳥取県立県民文化会館開館25周年記念、山陰放送開局65周年記念事業、ということで、とりぎん文化会館(名称は途中変更したのかな?)梨花ホールで、パリ管弦楽団の鳥取公演を聴いてきました。

     

    すごく久しぶりに聴く、海外のオーケストラ、いつ以来だろう?しかも鳥取で聴けるということで半年前にチケット買って楽しみにしていました。今回、ほぼほぼオーケストラ鑑賞は初めてという母娘さんとご一緒することになり、チケット購入を頼まれたため、張り切って先行予約とかしてみたら、なんと席が選べない!申し込み順に前からだったようで、前から7列目で、いささか不安も抱えつつ。

     

    折も折、指揮者のダニエル・ハーディング氏が札幌で骨折なさったとのニュース。なんとお気の毒な。痛そうです〜(涙。そういえば大昔、結婚して札幌に住むことになった時、車降りて家の玄関に辿り着くまでの数メートルで3〜4回滑って転んで、目の前の戸がものすごく遠く感じたのを思い出しました。凍った地面は怖い。

     

    しかし、札幌でも座って指揮されたとのことで、ワクワクしながら会場へ向かいました。いよいよチューニングが始まり弦の音を聴いた瞬間、幸福感(^^♪いい音だああ〜〜。7列目でもまったく問題なし!対向配置で、コントラバスが左側というのはあまり経験がないけれど、いい感じです。

     

    マエストロ、車いすにてご登場。スタッフの手を借りつつ片足でぴょんぴょんと台の上り、前半のベートーヴェンの田園が始まりました。素晴らしく柔らかく艶やかな弦の音色。管楽器も美しい。ふだん何気なく聴いているから、おお、木管がメロディーを奏でるときに弦はこんな動きをしているのね、などと発見も多数。うっとりでした。

     

    前半のベートーヴェンの時のハーディング氏の椅子は、事務用かな、くるくる回って、高さ調整できるクッションの効いた椅子で、客席を向いたりするにはよさそうだけれど、なんとなく不安定な感じ。楽章間で高さ調整したりしておられました。

     

    案の定、後半はコントラバス奏者用でしょうか、高さのある固定された椅子に変更。

    マーラー1番、奏者の数がうんと増えて、コントラバス奏者の方など、花道にはみ出しそうな勢いです。第一楽章、トランペットの透明感のある美しい音色のすばらしさに、これはほんとにトランペットの音なのかと思うくらい、うっとり。終始熱のこもったすばらしい演奏が続き、あっという間に終楽章。最後は、終わらないでくれと心底願いました。

     

    オーケストラほぼ初体験の母娘さんも、最初の弦の音が出た瞬間に涙が出たとのこと。オーケストラだし前の方だからものすごいがつんとした音が来るかと思ったら、ものすごく柔らかいなんと表現したらいいかわからない音に包まれて、ほんとうに驚きました、とのこと。まったく同感。もちろんホールの音響も素晴らしい。

     

    アンコールは、エルガーのエニグマ変奏曲から「ニムロッド」。これがまたなんともしみいるような演奏で、感動。いつまでもあの音に浸っていたかった。

     

    完売御礼で満杯のホール全体に、ブラボ―が飛び交い、ハーディング氏にも熱い拍手。鳴りやまぬ拍手の中、団員の人たちもニコニコ客席に手を振りながら退場。コントラバス奏者にモデルか俳優かという長身のハンサムさんがいて、女の子たちが写真を撮ろうと囲んでましたw。

     

    なんせ、鳥取でパリ管を聴けること自体が夢みたいだから、満場の観客の一期一会感、期待感ははんぱなくて、ホールにみなぎる静かな熱気がすごかった。それにこたえてのパリ管の演奏であったでしょうし、ハーディング氏の骨折にも負けない(というか、途中からまったくそのことを忘れていた)熱演が生んだ、得難い公演だったなあ、と。貴重な音楽体験になりました。

     

    まだ夢の中にいるような心地で家に帰り着いたら午後10時をまわってました。ほっと落ち着いてごはん食べて、夢だったのかなと思い返す脳内に「ニムロッド」が静かに流れ、そこでひとりゆっくり感涙(笑。会場でもちょっと涙腺ゆるんだのだけど。

     

    パリ管たぶん3度目だけど、今回が間違いなく一番!すばらしい音を満喫しました。

    遠いところ来てくださった団員さんたち、おいしい蟹にありつけたかなあ。ハーディング氏の骨折、一日も早く回復しますように。

    テーマ:音楽

    『RENT』来日公演

    • 2018.08.12 Sunday
    • 00:44

    JUGEMテーマ:音楽

     

     084.JPGいつかブロードウェイでジョナサン・ラーソンの『RENT』を観たいと思いつつも、公演終了と聞いて諦めていたが、ある日いつもは読まずに削除しまくるチケット会社からのメールを何気なく開いたら、この夏、オリジナル演出版『RENT』の来日公演があるというではないか〜!これを逃したら一生後悔するかもと、東京まで遠征。2016年の年末にも来日公演あったんですね、知らなかったなあ。

     

    新幹線の中で老眼鏡が壊れるアクシデント発生、台風直撃で折り畳み傘はボロボロに。東京の猛烈な人の多さと絡み合う糸のような電車の路線にめまいを覚えながらも(大げさ?)無事、東急シアターオーブのある渋谷ヒカリエに到着したときはうれしかったです(笑。

     

    二階席から、ああ『RENT』のセットだ!と感慨にふけっていると、マークとロジャーが何気なく登場。そこからすっと舞台の上の世界に引き込まれて、2曲目のRENTが終わる頃には、じわっと涙が。生の歌、すごい、これが本物の『RENT』なんだあ〜〜、としばし異次元の歌のうまさに圧倒されっぱなしでした。

     

     

    エンジェルの登場に会場が湧き、Life Supportのシーンで、Another dayの美しいメロディーのさわりがコーラスで歌われる部分のハーモニーの美しさに心奪われ(天上にいる心地でした)。Will I?もすてきな曲。そしてエンジェルとコリンズとのデュオIll Cover Youが心に沁みて。

     

    ロジャーが繰り返し、たった一つの歌をと願うOne Song Gloryのフレーズが出てくるたびに、作者のジョナサン・ラーソンと重なって、今彼がこのミュージカルを愛してる世界中の人の姿を見ることができたならと切なくなってしまった。

     

    モーリーンの歌は、もうド迫力の声量とうまさ。ラ・ヴィ・ボエームも楽しい♬ 気合いれて聴きすぎて、一幕終了時にはへとへとに。

     

    二幕は「Seasons of Love」から。

    この曲で私も『RENT』の虜になったんだったなあ。これが生で聴けるなんて幸せ。愛にあふれた名曲ですね。二幕は一幕から一年後で、切ない楽曲が多いかな。

     

    そして、エンジェルが死ぬシーン。みんながエンジェルの思い出を語る後ろで、真っ白なシーツをまとったエンジェルがライトを浴びながらゆっくりと舞台裾へ歩くシーンは、DVDで観たときも感動したけど、荘厳な美しさに満ちていて、そのあとコリンズが歌う I’ll Cover You (reprise)が、ほんとうにすばらしく心に響いた。この歌の時は、会場中からすすり泣きが。私も涙が止まらず。

     フィナーレもすごくよかったなあ。スタンディングオベーションと拍手と歓声の嵐でした。

    それにしても、オリジナル初演から22年、キャストは変遷しているのだろうけけれど、それぞれ雰囲気も声の個性もオリジナルの時の印象をまったく損なわず、歌もパフォーマンスも素晴らしいの一言。ブロードウェイのことは全く知らないけれど、ものすごく層が厚いのだろうと想像。

     

    このミュージカルに描かれている愛や挫折、貧困やドラッグやエイズなどの社会問題、マイノリティのことなどの内容は厳しい、ジョナサン自身も暖房のない部屋にルームメイトと住みながら作曲を続け、友人をエイズで亡くしてもいるそう。それでも過去でもなく未来でもない今日に生きる(No day but today)という強烈な熱量と愛と、素晴らしすぎる音楽が人々を魅了し続けるのだろうなあ。

     

    映画を観たことがきっかけで興味を持ち、ブロードウェイ版のDVDそのすばらしさに虜になり、今回、思いかなって『RENT』にじかに触れることができて、最高に幸せな時間でした。オフ・ブロードウエイ初演の直前に亡くなるなんて、ジョナサンは命と引き換えにこの世にこの愛すべき作品を遺してくれたのかもしれない、そう思うとまた涙がこぼれそうに。

     

    ほんと「Thank you! Jonathan Larson!」

     

     

     

    遅れてきた二都物語 その1 大阪編

    • 2017.12.04 Monday
    • 11:34

    もう先月になってしまいました。11月、大阪、京都で二都物語してきました。備忘録も兼ねて。

     

    大阪では、グランフロント大阪で文房具専門店や本屋をのぞき、息子夫婦と久しぶりにランチ&お茶。イタリア発のボールペン専門店(万年筆などもあり)のCAMPO MARZIOというお店を見つけ、デザインの豊富さにワクワク。どうも鳥取で暮らしているとハレの場というのがほとんどないもので、その日もトレーナーにウォーキング用のスニーカーで出かけてしまって、かなりな場違い感はありつつも都会を楽しんできました(;^_^A

     

    その夜は娘とザ・シンフォニーホールでの広島交響楽団のコンサートに。フィンランドの指揮者ハンヌ・リントゥ指揮で、ストラヴィンスキーの「葬送の歌」、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲1番」バルトーク「管弦楽のための協奏曲」というプログラム。

     

    最初のストラヴィンスキーは聴いたことない曲で、タイトル通り暗めの曲で、早朝からバスに揺られ、歩き回った身にはいささかきつく、頭に入ってこなかったなあ、すみません。続いてのチャイコフスキーはカティア・ブニアティシヴィリがソリスト。ものすごいスピードでがんがん弾きまくってすごかった。ゴージャスなチャイコフスキー。ピアノの上を疾走するのはほんとに10本しかない人間の指なのかしら。千手観音のごとく見えました(翌日、本物の千手観音も見ることになるのですが)。

    アンコールの一曲目はうってかわって静かな「月の光」、美しい響きは時に官能的でパリッシュの絵が脳裏に浮かんできたりして。(娘に言わせると)「なかなか濃い」月の光、でした。

    メインはバルトーク。木管が大活躍!!金管がきれいに響いてるなあ感じる瞬間もあり。オケが生き生きとしていました。終演後、広響のフルート奏者である娘の恩師にお目にかかれたし♪ファゴット奏者の方からも少しお話を伺うことができ、よい夜となりました。さあ、明日は国宝展♪ 

    ヤンネ・メルタネン ピアノリサイタル

    • 2014.02.27 Thursday
    • 21:17
    昨年秋から楽しみにしていたヤンネ・メルタネンのピアノリサイタル。
    昨日、いってきました。
    いささか苦手意識のあったショパンの音楽へのイメージをすっかりかえてくれたメルタネン、最近出たグリーグとシューマンのピアノ協奏曲のCDもすばらしかった。

    会場のふくふくホールは、福岡の福祉プラザの一階。250名ほどの小さなホール。
    ちょうど北九州にお引っ越しされたばかりの南さんととても久しぶりにお目にかかることができ北欧音楽情報などお伺いしながら、開演を待った。

    曲目は変更になっており、次のとおり。

    前半
    ショパン:即興曲 第2番 嬰ヘ短調 作品36
         即興曲 第3番 変ト長調 作品51
    シベリウス:6つの即興曲 作品5
         第1番 ト短調 第2番 ト短調 
         第4番 ホ短調 第5番 ロ短調 第6番 ホ長調
    後半
    ショパン:ノクターン 第1番 変ロ短調 作品9-1
         ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
         ノクターン 第3番 ロ長調 作品9-3
         ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品26-1
         ノクターン 第16番 変ホ長調 作品55-2
         舟歌  嬰ヘ長調 作品60 

    ピアノという楽器の素晴らしさを堪能したほんとに素晴らしい時間だった。
    ピアノの豊かで美しい響きをこれほど堪能したのは久しぶりというか、初めてに近いかもしれない。私は専門家ではないので正しいかどうかわからないけど、演奏を見ていてなんて無駄なく無理なく美しい力の伝わり方だろうと思った。体から伝わるそれがそのまま美しく透明感のある音となってピアノから出てくる。

    低音から中音域での弱音での和音のやさしさは、新しく積もったばかりの粉雪をそっと踏むようなイメージ。高音域のきらめきは、北欧の空気を思わせる清澄な美しさ。シベリウスの演奏では、フィンランドの空気を感じ、湖の上をわたる風や湖面のきらめきまでみえるような気がした。

    ダイナミックなところも荒っぽさなど微塵もない。優美な男気とでもいえばいいのかしら。プログラム最後の「舟歌」(大好きな曲)ではこみ上げてくるものがあった。
    そして、哲学者のような風貌どおり、なんていうか音楽への純粋な献身をひしひし感じた。そこには妥協もないのだろうなあ。どこかプログラムにも物語を感じた。

    コンサート自体もとても久しぶりだったのだけど、音楽を聴く幸せをこんなに味わえるコンサートにはなかなか出会えない。九州まで足をのばしてくれてほんとありがとうございます。企画してくださった方にも感謝しかないなあ。

    演奏後、持っていったCDのブックレットにサインをいただき、握手をしてもらった♪
    目がものすごく美しい方でした。

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