『69』と路地と猫

  • 2008.09.26 Friday
  • 21:10
69(シクスティナイン) (集英社文庫)
69(シクスティナイン) (集英社文庫)
村上 龍

昨日の佐世保は、ミストサウナかいっ!と叫びたくなる蒸し暑さでしたが一変。今夜は半そでの腕がちょっとひんやり。この涼しさ、今度こそ!フェイントじゃないですよね。

今住んでるところから国道を挟んで対岸?に、佐世保北高が見えます。所用でいったとき、校舎内の隅っこに本校出身の作家コーナー!を発見。へぇ、村上龍に、佐藤正午、すごいなぁ、と思い戻ってからいろいろ調べてみました(こういうとき、ほんとネットは便利)。佐藤正午の「ジャンプ」と「恋を数えて」は読んだことあったけど、村上龍の本、一冊しか読んでません(汗。手元にあるそれは「恋はいつも未知なもの(You don't know what love is)」。ブックオフで見つけたこの小説は、ジャズのスタンダードの訳が載ってるので、大事にとってあります。

で、いろいろ調べていたら「69」という佐世保を舞台にした小説があって、映画にもなったとか。有名だったのですねぇ、村上龍の佐世保。あー、ほんとに恥ずかしい。全く知らなかったです。村上龍という名前と「69」というタイトルで、どんだけヤらしー小説だろう?と勝手に想像していたわたし(^^;)。あ、でもググって調べていくうちに、同じ誤解?をしていた人をたくさん見つけて、ちょっとほっとしたりして。にわか市民ですが、さっそく読まねば!

すぐ近くに老舗の料亭があって、映画のロケで妻夫木くんもきていたのだそうですよ。

こちらの⇒「村上龍の佐世保を歩く」というページに、写真と地図つきで紹介されています。地図、とてもわかりやすいですね。佐世保北高の左側のあわいピンクで示されているのが国道35号。
こちらから国道へ下るときは、この路地を使うことが多いです。

このあたりは坂道に家が密集していて、間を縫うように路地が張り巡らされていて、いったん路地にはいるとどこへ出るのか見当がつかない迷路になります。探検するにはこの上なく面白い。古い洋館仕立ての建物や、空き家になって雑草や蔓がからまって、とけかかっている家もあちこちに(あ、佐世保では家屋の解体のこと「とける」って言います)。

紫式部の実がたわわに実る家を発見。

ふっと左に路地をはいると、真っ黒な猫がこっちを見つめてました。

ちょっと佐世保市からは離れますが、古民家を改造した焼き物のギャラリー。

これからの季節、路地探検も面白そうです。

JUGEMテーマ:日記・一般


コメント
 69はハードカバーで持っています。抱腹絶倒の学生運動ごっこがおもしろかったです。1969年って夢のあった年なんですねえ……。僕の小学校5,6年の頃だなあ。ビートルズのイエスタデーやミッシェルのメロディーを口ずさんでいたっけ。
 ノスタルジーのある小説だったなあ。村上龍の小説にしてはちょっと雑な文体ですけど。Phoebeさんが佐世保にゆくと聞いてまず想い出したのはこの小説でした。
おさむちゃん、コメントありがとうございます。なんかすごく楽しい小説みたいですね!1969年、万博の1年前。わたしは小学校の1、2年?くらいかな。ランドセル忘れて、校庭一周させられていましたね(笑。
時代の空気っていうの、ありますよね。それが濃く感じられる小説なのかな。よむのがますます楽しみになりました。

  • phoebe
  • 2008/09/27 9:34 AM
初期の頃、村上龍氏好きで読んでいましたね。数年前に「半島を出よ」と言う小説が
面白かったです。
長崎は、坂道が多くて、路地も多いでしょうね。友達が猫も多いと言っていたのを思い出しました。
  • Yuri
  • 2008/09/27 12:45 PM
こんにちは。
「69」は面白いですよ!
あと村上龍では「走れ、タカハシ!」も好きです。
これは広島カープの高橋慶彦選手にささげた短編集ですので、
phoebeさん、これも読んどかにゃあ。
Yuriさん、ありがとうございます〜!みなさん、ちゃんと読んでるんだなぁ(^^;)。ほんと、この辺は、坂ばかりです。おおお、この状況で家が建ってる!!っていうすごいところもあったりして。車がはいれないので、救急とか消防、宅配さんは、大変だろうなぁ。猫もいっぱいいますよ。昨日あったのは、ほんとに真っ黒で、すごい気品がありました♪

  • phoebe
  • 2008/09/27 8:28 PM
木曽さん、こんばんは!コメントありがとうございます。「走れ、タカハシ!」っていう作品もあるのですか!おお、高橋慶彦♪当時の野球選手としては破格の(?)男前でしたねぇ。こりゃ、読まにゃ〜(^^)!

あのころはプロ野球もすごく面白かったなぁ。日本シリーズなんか、弟とテレビにかじりついて観てたっけ。
  • phoebe
  • 2008/09/27 8:33 PM
村上龍さんは、佐世保のご出身でしたね。「69」、村上さんの佐世保時代の自伝的作品だったかと記憶しています。

お写真、きれいでございます。路地と聞くと、黙っておれない遊牧でございます。^^; 町中の雰囲気が、ちょっと長崎に似ておりますね。エキゾチックです。
  • 遊牧亭
  • 2008/10/12 10:11 PM
おお、遊牧亭師匠がふわふわと散歩なさるには、最適な街ですよ。長崎とちょっとにてますね。米軍の影響か、どこかしらハイカラ(?)な雰囲気のある街です。

もうすぐ、よさこいで、すごく盛り上がるそうですよ。楽しみです。
  • phoebe
  • 2008/10/13 10:33 PM
こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
  • 藍色
  • 2010/03/22 12:40 AM
藍色さん、ありがとうございます。こちらこらもトラックバックさせてもらいますね。
  • phoebe
  • 2010/03/23 9:27 PM
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック
安田講堂事件が起き、東大は入試中止。 アポロが月に行き、ビートルズが「アビーロード」を、 ローリング・ストーンズは「ホンキー・トンク...
  • 粋な提案
  • 2010/03/22 12:20 AM

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

recommend

recommend

Paganini: Duos
Paganini: Duos (JUGEMレビュー »)
Niccolo Paganini,Ismo Eskelinen,Pekka Kuusisto

recommend

recommend

Musical Soirée at Ainola
Musical Soirée at Ainola (JUGEMレビュー »)
Jean Sibelius,Heini Kärkkäinen,Pekka Kuusisto

recommend

recommend

Jean Sibelius: Violin Concerto; Karelia Suite; Belshazzar's Feast
Jean Sibelius: Violin Concerto; Karelia Suite; Belshazzar's Feast (JUGEMレビュー »)
Jean Sibelius,Leif Segerstam,Helsinki Philharmonic Orchestra,Pekka Kuusisto

recommend

recommend

Bach: Violin Concertos
Bach: Violin Concertos (JUGEMレビュー »)
Johann Sebastian Bach, Tapiola Sinfonietta, Jaakko Kuusisto, Pekka Kuusisto

recommend

recommend

recommend

Sibelius: Works for Violin & Orchestra [Hybrid SACD]
Sibelius: Works for Violin & Orchestra [Hybrid SACD] (JUGEMレビュー »)
Jean Sibelius,Pekka Kuusisto,Tapiola Sinfonietta

recommend

Prokofiev;Violin Sonatas
Prokofiev;Violin Sonatas (JUGEMレビュー »)
Sergey Prokofiev, Ilkka Paananen, Raija Kerppo, Jaakko Kuusisto, Pekka Kuusisto

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM