Blue lagoon

Phoebe's music life
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旅 その6 驚きのルーアン大聖堂づくし

 サンラザールから特急(だったらしい)で1時間あまり、初めての停車駅がルーアンでした。雨は北に向かうにつれてあがり、ルーアンは薄ぐもり。傘を持たずに歩けるありがたい天気でした。気温は15〜6度。日本より20度も低い。

駅を出て美術館までは5分ほど。チケット売り場もパリの美術館みたいに混んでなくてすぐ買えました。これくらいの規模の街がやっぱり落ち着きます。なんと日本語の音声ガイドもありました。フランス語での使い方の説明はちんぷんかんぷんでしたが。

これがルーアン美術館。


ルーアンの街を題材にした印象派の画家たち、ことにピサロとモネの作品、それからルーアン派と呼ばれる画家たちの作品。実に充実の内容。

ちょうど中ほどに来たとき、モネの「ルーアン大聖堂」がちらっとみえて、どきどき。この連作は今まで一枚も本物を観たことがなかったのです。以前から、一度「ルーアン大聖堂」の連作をずらっと並べて観てみたいものだなあと夢のようなことを考えていたのですが、その部屋にはいって息を呑みました。なんと連作が11枚、ずらっと並んでいる。まさか!ちょっと泣きそうになりました。オルセーから何枚かルーアンに行ってるっていうことは前日のガイドさんの話で知っていたのですが、11枚もあるとは。

不思議なくらいルーアンへ行きたいと思ったのは、これに呼ばれてたせいだったんだ〜と思いつつ、瞬間瞬間の光や色や空気まで閉じ込めたような作品群に圧倒され、しばらくぼーぜんと眺めていました。

後で友人から教えてもらって知ったのですが、このルーアン大聖堂の連作をモネは33点描いているのだそうです。こちらのサイトでかなり観ることができます。

そのほかピサロの橋を題材にした連作もすばらしいし、ルーアン派と呼ばれる画家たちの作品はまったく初めてでしたが、どれもよかったなあ。ことにRobert Antonie Pinchonの色使いが新鮮でした。

そこを出て、今度はほんものの大聖堂へ向かいます。あまり大きな街ではないので、ふらふらと路地へ入っていったり、やっぱり自由に動けるのはいいです。



そして路地を抜けると大聖堂が見えました。うわー、でっかい。
近くから見上げたら、ほんとに圧倒されます。
写真ではうまく捉えられないですが、ほんとに大きく高く「そびえ立つ」という言葉がぴったり。残念ながらお休みで中に入ることはできませんでした。ふらふら歩くうち、にぎやかな通りに出て、何やら大きな時計が見えてきました。
このあたりでお昼にモツァレラチーズとトマトのパニーニを購入。すごく美味しい!実はパリ滞在中フレンチを一回も食べず(笑。時間がないのと言葉がわかんないのとで、店に入る勇気がありませんでした〜。パニーニとサンドイッチとイタリアンと焼き鳥のみ。その中でもここのパニーニは一番おいしくて一番安かった。ファンタオレンジとセットで3、5ユーロ。

ほんとにふらふらしているうち迷ってしまったのですが、おじさんに教えてもらって無事にルーアンの駅まで戻ることができました。ここで今度はヴェルノンまでのチケットと、ヴェルノンからサンラザールまでのチケットを窓口で買わねばなりません。わたしのメモが悪かったのか、買ってから「なんか高いなあ」と思ってチケットみたら、サンラザールからルーアンへ戻るチケットまで入っていて焦りました。

なるほど、窓口のおにいさんが「刻印するの忘れずに、かならず今日中に使うんだよ」とえらく念を押していたわけだ。この時間からサンラザールまで往復するのか?といぶかっていたのでしょうね。すぐに同じ窓口で説明して払い戻ししてもらいました。嫌な顔ひとつせずわたしのよくわからん英語につきあってくれたおにいさんに感謝。

ルーアンから、予定どおり14:09発の電車で、ヴェルノン駅に向かいます。


| 22:51 | comments(4) | trackbacks(0) | phoebe

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COMMENT
旅日記、楽しく、また羨ましく拝読しています。
ルーアンは指揮者ポール・パレーゆかりの地なので、ひときわ羨ましゅうございます。
このあとの旅程にも期待申し上げております。
斉諧生 | 2010/08/24 11:23 PM
斉諧生さん、ありがとうございます。拙文お読みいただき恐縮です。自由行動になって俄然元気が出てきました(笑。ルーアンの街、滞在は短かったですが、すごく好きになりました。いい街ですね〜。

phoebe | 2010/08/25 9:45 AM
ルーアンってフローベールが生まれ育った街ですね。
あこがれるなあ。
おさむちゃん | 2010/08/26 1:00 AM
おさむちゃん、ありがとうございます〜。おお、フローベールもそうなんだあ。何も知らずにいっちゃってもったいなかったなあ。ごく短い時間しかいなかったけど、なんだかなじむ、いい街でしたよ。これを機にフランス文学も読まなくちゃ、ですね(汗。
phoebe | 2010/08/26 10:20 PM
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