Blue lagoon

Phoebe's music life
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コンセルトヘボウのマーラー3番

 11月22日、サントリーホールでコンセルトヘボウのマーラー3番聴いてきました。いや、すごかった。3番はなかなか聴けないし、コンセルトヘボウはいつか必ず生で聴いてみたいオーケストラだったので、このプログラムを見つけたときから、周到に?準備(笑。仕事の差し支えもなく、今回聴けてほんとによかった。正直、聴き終えた晩は、思い出すたびに目頭あつくなるほどでありました。いや、年とともにもともと弱い涙腺がますます……。

一番後ろの席だったので、すごくリラックスして聴けたのもありがたかった。ブーツ脱いで、ストールをひざかけにして、もうすっかりお家でCD!っぽい状態(笑。ところが冒頭のホルンが鳴り響いた時点で、もうノックアウトですよ。長い長い曲ですが、いささかも飽きることなく、うわ〜、ホルンすごい、うわ〜、弦のあのふわっとした美しさはなんだ、うわ〜、トランペット美麗、トロンボーンも歌の人も、あの人もこの人も。というかもうとにかくこのオーケストラすごすぎる、ヤンソンスすごすぎると、感動のしっぱなしで、3楽章終わった時点で放心状態。

このへんでちょっと力抜いておかないと、まだ先は長いぞ、と壁に頭をもたせかけて、目をつぶってちょっと気を抜こうとするのですが、耳に飛び込んでくる音楽がそれを許してくれませんでした。細部まで磨き上げられた美しさとそれをつむいでいく足取りの優雅なこと。

いやはや、ふだんほとんどオーケストラに接することもなくのんびりと暮らしているせいか、いきなり聴いた世界のトップレベルのオーケストラはあまりにまばゆく強烈でありました。

なんか、こう、音楽や楽器が生まれて進化してオーケストラというものができ、こういう響きが生まれてきたその過程への畏敬の念みたいなのが頭の中をよぎっていったりして。

そして、もうひとつ。こういう演奏会に行くと強烈に意識されるのが、時間。一秒一秒新しい音が生まれて消えて、今、というのはほんとにこの一瞬だということを胃が痛くなるくらい思い知らされます。終わっちゃうんですよねえ。一度きりなんですよねえ(ため息)。とはいえ、聴いたという過去を内包した「今」はまた違った「今」なんでしょうね。いや、そうでなくちゃねえ。などと思いつつ、今日はまたジャガイモの皮をむき、タマネギを刻んでいる。そういうのが良いのでありますね、きっと。

コンサート | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) | phoebe

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