『アパラチアの春〜とハート・クレイン』

  • 2004.05.04 Tuesday
  • 13:33
コープランドの「アパラチアの春」のタイトルは、ハート・クレインという詩人の詩からとられたものだという話を教えてもらった。興味をそそられて調べてみると、コープランドにこの曲を依頼した舞踊家マーサ・グレアムが、クレインの詩から引用してつけたタイトルだということまでは、あちこちに書いてある。しかし、どの詩からの引用かまでは書かれていない。

どうしても気になって、ネットであれこれ調べていくうち、懐かしい古書店サイトの検索結果がひっかかって来た。

数年前、徳山(現在の周南市)の駅前で友人を待つ間、商店街をうろうろしていた時に見付けた店でマツノ古書店という。道をひょいと入ったところにあった店にふらっと入り、その品揃えの良さに驚いた。音楽之友社の作曲家別ライブラリーが、ほとんど全部揃っていたりする。こういった本、なかなか高価で手が出ない(^^;)。大喜びで「北欧の巨匠」の巻を買ったのを懐かしく思い出す。

その後、同じ徳山で画廊をされているN氏(北欧音楽と深い関わりをお持ちの方だ)も、あの店はいい店ですよ、と言われていた。

その本屋に『ハート・クレインの「橋」研究』という本があるという。著者は広島の大学の先生だ。なんだか、不思議な縁を感じ、さっそく注文する。

数日して届いた本を開く。ネットで「アパラチアの春」の題名の元は“The Dance”という詩らしい所までわかっていたので、届いた本の中にその詩を見付けてわくわくする。「橋」は本一冊分ある、長い長い叙事詩だけど、あった〜“O Appalachian Spring!”という一節が。ただ、それだけの事なんだけどね(笑)。なんだか智恵の輪が外れた時みたいに、嬉しかった。
コメント
はじめまして。コープランドをネットを検索してたどりつきました。
私も興味をもって探していまいた。もし、お手数でなければ“The Dance”という詩の全体をおしえていただけないでしょうか。(長文でなければお願いできますでしょうか。)

不躾なお願いとわかりつつ、コメントを書き込みました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  • hiron
  • 2004/11/08 10:23 AM
hironさん、はじめまして。ご訪問ありがとうございます!
実はですね、‘TheDance’かなり長い詩(100行あまりあります)なのです〜。それに著作権の問題もあるかと思います。
もし差し支えなければ、メールでご連絡できるよう、アドレスをご記入いただいてよろしいですか?全文をメールにて送らせていただこうと思います。
  • phoebe
  • 2004/11/09 4:07 AM
phoebeさん、こんにちは。

さっそくのコメントありがとうございます。

The Dance ってずいぶん長文なんですね。
お手数かけてしまいますよね。
無理をいって申し訳ありませんが、宜しくおねがい致します。

本当にありがとうございます。

  • hiron
  • 2004/11/12 2:43 PM
はじめまして。ハ−ト・クレインの検索からやって来ました。 お書きになっている『ハート・クレイン「橋」研究』の著者は、私の恩師です。と言っても、私は理系の学生だったので、学問的には一切関係なかったのですが、不思議な縁で仲人までしていただきました。退官後、長崎五島列島に隠遁生活をされていましたが、この九月末逝去されました。
 読み難いものをお読み頂き、謎解きの鍵となれたことを本人に成り代わり御礼申し上げます。
 “アパラチアの春” ウラル山脈と同じように古生代に生まれた最古のアパラチア山脈の春はどんなでしょうか。 1900年代初頭のアメリカに咲いた音楽家・詩人・文学者達は どんな世界を見、どんな未来を夢見たのでしょうか。
  • 瀬川 幸男
  • 2014/11/06 1:01 PM
瀬川様、コメントありがとうございます!ご縁のあるかたに、この記事をご覧いただけてうれしいです。私も感謝申し上げます。森田先生は、五島列島におられたのですね、今住んでいる佐世保からフェリーが出ていますので、数年前、五島を訪ねました。お目にかかってみたかったなあ。昭和12年のお生まれとのこと、私の母と同じ年ですね、ご逝去されたとのこと残念ですが、ご冥福をお祈りしつつ、あらためて本を開きアパラチア山脈の春に思いをはせたいと思います。
  • phoebe
  • 2014/11/06 9:22 PM
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